東京フラクタル

忠犬ハッチの毒出しブログ

病気で苦しもうとするその意図を見抜く

トラウマを見直すとき
病気で苦しい思いをしている場合はなかなか修正が難しかったりする。

咳払いをすることで自分のパーソナルスペースを守ったり
血圧が上がって汗をかいたりといった反応は
本人が意識せずとも無意識の働きだったりするが
それが自動的に起こるようになると
なぜ自分の体がこのように反応してしまうのか
もはやわからなくなってしまうケースが多々有る。

体の反応の意図を読み解いていくと
大抵、誰かの気を引こうとしたり、誰かを責めたかったりといった理由に行き着くが
本人はそれを認めたくないので余計にひどい症状に陥り
その苦しい体験の証明をしようとする。

 

先日はアトピーの方がいらっしゃっていたが
アトピーなど外から見て一発でわかる症状を持つ場合は
人に「自分はこんなに辛いのだ」ということをアピールする手立てとなっている。

対症療法で症状を治めることも大事だが
根本原因を自分の内に求めて、その意図が本当のところは何であるのかを
仔細にわたって取り調べていくとその突破口が見つかる。

 

兄弟姉妹はその意図を見抜くのがうまい。
「あいつは甘えている」などと冷静で辛辣なツッコミを容赦なく入れることができる。
家族という深い関係の中で損得を共有している自分に近しい存在であるために
相手が親に依存していたり、迷惑をかけていたりすると
それを目ざとく見つけることができる。

しかし他人の場合は本人が苦しんでいることに同情する場合がほとんど。
それは「お気の毒に、かわいそうに」と言えば
あたかも自分が他人を思いやる清い心を持った人物であるかのように思えるため。
そして「あなたは何も悪くない。こんな辛い思いをしているのだから」と
運命論にその原因を丸投げしてしまう。悲劇の始まりである。
原因を外に求めてしまうと人生をコントロールする力を失う。
本人が悲劇のループから抜け出すことを選択し
自分は絶対にこの状況をどうにかするのだという意思があれば
やがて力を取り戻すことができる。

 

人の体は新陳代謝によって1〜2年もすれば物質的には別人になっている。
血液、肌、骨ですら半年もすれば新しいものに生まれ変わっている。

ということは、長年同じ症状で悩んでいるとしたら
脳みそにプログラムした設定をずっと変えずに持ち続けているということ。

人間は本来、今よりよりよい状態になろうと志向する本能を持っている。
もしずっと同じ症状に悩み続けているのであれば
もしかしたら本当は治りたくないのかも。
そんなときにはその症状を持ち続けることによって得られるメリットを見つけてみるとよい。

本当の癒しは何であるか?を今一度考える必要がある。

 

 

50代男性
現在の問題:先延ばし思考。仕事で理不尽なことが起きる
感情:憤り。なんで自分だけという思い
キーワード:振り回された


幼少期の記憶
3歳頃、夜寝ようとしたら喘息の発作で苦しくなった。
すると父が突然うるさいと言って布団ごと廊下に引きずり出した。
こんなに苦しい思いをしているのに父は酷い。
自分は何も悪くないのに世の中には理不尽なことがあると思った。


その体験から得たもの
・我慢、忍耐。自制心

 

勘違い
夜、眠りにつく前に自分はとてもはしゃいでいた。
もともと喘息持ちなのでおとなしくするよう父に何度も注意されていたが
それを全く聞いていなかった。
夜になってようやく寝付いたと思ったら喘息の発作が出始めた。
はしゃいだり苦しんだり周りを振り回す息子にたまりかねて
父は布団ごと自分を廊下に引きずり出したのだった。

 

気づいたこと
・理不尽な目にあったと思っていたけれど、
実は自分が家族を理不尽な目にあわせていた
・喘息の発作で苦しむことによって自分を叱った父を責めている
・弱いフリをしているが本当はパワフル
・注目を集めるために無茶をする
・人の忠告を聞かない
・アップダウンが激しい。それに周りが振り回されている
・お調子者。度が過ぎると強制退場させられる傾向

 

対処法
元気がいいのはいいけれど、ときと場所を間違えている。
はしゃぎたければ夜ではなく日中にしよう。
たくさん走って筋肉をつけて夜にはよく寝よう。
そうするとたくましく力強い体をつくることができる。
そもそもはしゃいだり発作を起こしたりするのは
周りの注目を集めることが目的なのかもしれない。
病気や危険な状態をつくり出して人の気を引こうとするのではなく
自分にプラスとなることにエネルギーを注ごう。
有り余ったエネルギーは自分を制御する力に変えていこう。
アクセルとブレーキをうまく使いこなせるようになれば
人生をもっと自由自在にコントロールすることができる。
そのヒントは周りの人が教えてくれている。
お父さんをはじめ、周りの人の意見にも耳を傾けてみよう。

 

解説
人の注目が集まらない仕事はしたくない。
そしてそんな人目につかない仕事を後回しにしていると
結果としてそのツケを支払うような出来事が起きているという例。
幼い頃の勘違いが大人になってもパターン化して繰り返されている。
ここでは幼い頃の自分に自分のやるべき仕事はきちんとこなすように指導する。

 


 

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