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東京フラクタル

忠犬ハッチの毒出しブログ

人生初の見合いをした話

見合いをした。
先々週に母から「見合いの話があるんだけど...」とついに話がきたのだ。
なんでも家の近くでカフェを経営している奥さんがたいそう顔が広いらしく
「うちの!うちの余ってるから!」と母が猛アピールしてこぎつけた案件らしい。
始めは「JAXAに勤めている人よ!」とたいそう興奮していたが
直前になってオーナーの親戚がくるという話にすり替わった。
JAXAに縁がある人なんてこの先おそらく出会うこともないだろうから
ちょっと楽しみにしていたのに、2つ上のプログラマがくることになった。
でもプログラミングにも興味はあるので
とりあえず人生初の見合いをすることを了承した。


当日、可愛らしいログハウスのような喫茶店で
オーナー夫婦にご挨拶をして待っていたら
果たして彼は来た。

(えのぴょんに似てる...!)

ご両親もいらっしゃっていて
多分、うちと同じでお母様だけがノリノリなんだろう。
お疲れなのか目の下にクマが。
呼び出されたので仕方なく来ましたオーラが見え見えだよ!
貴重な休みの日を潰してしまってごめんね。心中お察し致します。

ということで喫茶店の2階で二人のトークタイムが始まった。
(うーん何喋ろうかな。でもトークは得意だから任せて!)
ということで
プログラマーさんって聞きましたー
私もプログラミングをマスターしたいと思ってるんですー
どんなお仕事をされてるんですかー??と訊いたら

萌え系ゲームアプリをつくっているという。

そっか萌え系アプリなんだね!でも全然驚かないよ!
たとえどんな案件であったとしても
きちんと仕事を遂行することが大事だからね!

そしてえのぴょんが携わったという萌えゲームを紹介してもらった。
すごい手の込んだアプリだった。
でも人気があまりないのでこの夏にサービスが終了するという。
アプリは人気がでないと終了するなんて
この時はじめて知ったのでこちらも若干心が傷んだ。

 

観賞植物を育てることが趣味だということ
お姉ちゃんがいるということなどを教えてもらったが
8割方自分が喋り続けていた。
もう少しえのぴょんの話を聞いてあげればよかった。
でも間が持たないのでこちらがしゃべり続けるしかなかったんだ。

実家で飼ってるチワワが太りすぎてボンレスハムのようになっていること
陸ガメを飼いたいと思ったけれど
30年くらい長生きすると聞いたので諦めたという話と
えのぴょんが子供の頃に
アリさんをドライアイスの上に落としたらパリパリに凍って
それを指で押したらサクッと潰れた
という話が一番盛り上がった気がする。

 

帰り際、オーナー夫妻がどうだった?と聞いてきた。
どうもこうもまずはお友達からしかないだろと思いつつ
ご配慮頂いたことに感謝をし
「とっても楽しかったですー」と言ったら隣のえのぴょんは若干涙目だった。
私が喋りすぎたのか怖かったのかはよくわからない。
でも神に誓っていじめたりはしていない。

 

実家で事の顛末を報告すると母は萌え系ゲームがすでにNGワードらしかった。
でも萌え系ゲームが原因じゃないんだ。
そこはたいして問題ではないんだ。
えのぴょんはいいやつだ。
私がシアトルで仕事をしたいとバカげたことを言ったときも
優しく話を聞いてくれた。(内心どう思っていたかはわからない)
でもなんだろう。二人の未来が見えてこない。
ビジョンが一向に湧いてこないんだ。

素直でいい子のままで育ってきたのかどうなのか
3時間しか会っていないので本当のところはわからない。
そんなちょっとの時間で彼の全部がわかるわけがない。
でももっと生きる意欲というかガッツというか
自分の殻を破って培ってきた人間力というか
滲み出てくる何かが欲しかった。
私が一方的に高望みし過ぎなのだろうか。
まあそういう人だったら見合いなんかせずとも自分で相手を探してくるだろう。
すごくシャイで奥手な感じだったから
いい子がいたらぜひ紹介してあげようと
なぜかオーナー奥さんのような仲人おばさんの心持ちになったのでありました。