東京フラクタル

忠犬ハッチの毒出しブログ

大切な個人情報はむやみやたらと開示してはいけないねという話

昨晩、知らない番号から電話があった。

登録していない携帯だったので誰だろうと思って架け直してみたら
中年男性の声で「アラカワですけど」と返ってきた。
全く存じ上げない方だったので「どちらさまですか?」と訊いたら
「昔恵比寿でお会いしたものです」という。

「恵比寿駅でちょっと声をかけたものなんですけど...」
と言われてハタと思い出した。
確か友達と待ち合わせしていたときに絡んできた
見るからにスケベ顔のジジイだ。
記憶では「これから食べに行くんで」とその場で巻いたはずで
番号なんて教えた覚えがないのになぜ架かってくるのだろう。
私が酔っぱらっていたのだろうか。
というか、もう1年以上も前の話なのに
いきなり電話がかかってくるなんて怖すぎだろと思って

「んー、ちょっと覚えてないですねー。」ととぼけたら
「今晩飲みに行きませんか」という。

話の脈絡が皆無な上に「今晩飲みに行きませんか」だなんて
相手のこと考えてなさすぎである意味すごいなと感心しつつ

「今日は予定があるので」と答えたら
「じゃあ、明日の夜はどうですか?」と食い下がってくる。

 

いやいや訳わからんし。
一瞬声掛けられただけの見ず知らずのおやじと
なんで一緒に食事しに行かなきゃならんのだ。
第一こちらが相手の事をよく知らないと言っているのに
こちらの予定もお構いなしに
今晩飲みに行きましょうといきなり誘えるその神経
失礼すぎるだろと思って

「明日も忙しいんで」と半ギレしたら
「すみませんでした」 と引き下がってくれた。

 

なんかいろいろムカついたのでこの携帯番号、
そのまま着信拒否にしてしまうのももったいないので
なにか面倒ごとで携帯電話を登録する機会があったら
心置きなく使ってあげようと思ったのでした。